「なぜあなたは子供のクリスマスプレゼントにiPadを選ばなくてはならないのか?」 ABCNews
このタイトルにはさまざまな解釈の余地が残されているが、果たして買うべきなのか、買わないべきなのか。
記事を要約してみよう。
クリスマスシーズン、多くの子供は、親があげたくないものを欲しがる。
そのクリスマスプレゼントは高すぎるか、見つけづらいものだったりする。
でも今年、あなたは真剣にiPad(未成年のウィッシュリスト第一位)を与えることを検討しなくてはならない。
子供が変なサイトを見たりいじったりしないように、親としてブロック・コントロールはしなくてはならないし、その小さい手で大事なデータを扱うリスクがある。
ショッピングアプリ、クレジットカードアプリ、ソーシャルメディアサイト、位置情報…。
それに、子供が検索エンジンを使うと、あなたが普段探しているものや見つけたものが反映されている(なんとなく面倒くさい)。
ただし、13歳以下のアカウントの場合、そういった追跡機能は反映されない。
アングリー・バードや教育アプリを禁止することはないし、ペアレンタルコントロールの設定はジーニアス・バーが手助けしてくれる。
そして、子供は自分の知りたいものを知ることができる。
ということで、「もう買ってもいいよ」ということらしい。
それにしても、iPadやタブレットは子供にとってどのような影響を与えるのか。
たとえば、知的好奇心を探究するためには、Webはやはり役立つのだろうか。
昔は辞書を使うか、親に聞くという方法しかなかった。
iPadがあれば簡単に見つけられるし、親に聞く必要はなくなる。
なので、知識を教えつつ、道徳心を教えるようなことはできなくなり、子供はネット上の情報を第一にし、親の考えを認めないこともあるだろう。
だからといって、「iPadが欲しい」という子供の欲求を抑えるのはなかなか難しそうだ。
今では小学校高学年でスマホを与えるようだし、親が知識の辞書であった時代は、もう終わってしまっているのかもしれない。
最後に、ABCの記事に対するネットユーザーのコメント。
「外に出て遊べと言ったら? 木の基地を作るとか、自転車に乗るとか。近所の子供とサッカーするとか。木に登るとか!」
「社交的なことやクリエイティブな思考はiPadでは育たない。間違った方向に行ってる。私たちはテクノロジーをコントロールする必要がある。テクノロジーが私たちをコントロールするかわりに」
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