イギリスの石炭消費量は10年間で74パーセントも減少した。
2016年の炭素排出量は3億8100万トンで、1894年以来最も低い水準になっている。
最も多かったのはグラフによると1950年代。
ロンドンは煤によって空気汚染が最悪の状態になっていた。
ロンドンスモッグと呼ばれる1952年の事件は、汚染物質が硫酸の霧を作り多くの死者を出したというもの。
このスモッグ事件以後、大気汚染を減らすための法整備が進んだ。
今は家庭の暖房などによる都市空気汚染はほぼクリアしていて、1990年に定められた炭素排出量基準を36パーセント下回り、2015年と比べても5.8パーセント減少した。
イギリスがこれまで数字を減少させたのには、ガスの低価格化、炭素税の引き上げ、再生可能エネルギーの拡大、エネルギー需要の低下などがある。また、Radcar製鉄所の閉鎖も大きいという。
一方でガスの使用料は12.5パーセント増加したが、建物の高断熱、機械の効率化で暖房の使用は減っている。
政府としては2025年までにすべての石炭火力発電所は閉鎖するとしている。
https://www.carbonbrief.org/analysis-uk-cuts-carbon-record-coal-drop
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