ゾディアックを見た被害者の証言と真犯人筆頭候補リチャード・ガイコウスキ

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映画『ゾディアック ディレクターズカット』のブルーレイ版には特典映像に事件関係者の証言を集めたドキュメントが入っている。

 

そこには、時間と噂で事実が曲げられる前の、第一級の真実が語られている。

 

たとえば、ブルーロック・スプリングスで撃たれたダーリーン・フェリンとマイク・マジョー(発音ママ)の事件。

 

マジョー本人が映像には登場し証言するが、犯人には町からずっとつけられていたことを告白している。

 

 

   マイク・マジョーの証言(現在)

 

マジョーはダーリーンの夫のスティーブと友人で、浮気のことは知っていた
マジョーの兄とダーリーンとも付き合っていた

ダーリーンと結婚するつもりだった
レストランからずっと男につけられていた
「ポールズ」という喫茶店にもついてきた
そのため、公園にいったん駐車しようと提案した
犯人の車はルノーに似た茶色い小型車 キャデラックかもしれない
ダーリーンは止まった車に対して「私の友達が嫉妬しているのよ」と言った
ダーリーンはその男の名前は挙げなかったが、マジョーは「リチャード」という男のことを言っていたのではないかと考えている
「デートを見られたら殺される」とダーリーンは言っていた。「こんなことを話していて、知られたら殺される」とも言っていた

つけられている車から逃げていたことは、当時警察には話さなかった

撃たれたとき、最初は殴られたと思い、「なぜ殴るんだ」と聞いた

撃たれたとき、顔をはっきり見た
180センチくらいの白人
髪の色は真っ黒で巻き毛だった

平均的な顔立ち
メガネをかけていた

 

取り調べをした警官の証言

マジョーはゾディアックの車が、ダーリーンのコルベアに似ていたと話した
最初に犯人の車が止まったとき、ダーリーンに誰なのか訊ねた。ダーリーンは気にするなと言った

 

レイク・バリエッサの被害者セシリアは、犯人の顔を刑事に伝えていた

次の事件、レイク・バリエッサでは、被害者のブライアン・ハートネル本人が登場する。
犯人はなまりがなく、非常に特徴的で、ユニークなトーンで話したと証言している。
また、彼の恋人であるセシリア・シェパードから聴取した刑事の証言がある。

 


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元ナパ警察巡査部長デビッド・コリンズの証言

彼女は泣きながら「ひどく寒い」と訴えた





彼女は犯人の顔を見ていた

髪の毛は茶色 白人

サングラスをかけていた

178センチのコリンズよりも4、5センチ高かった

体重は77キロの彼より少なくとも10キロは多い 大きな体

 

デビッド・コリンズは、彼女が犯人の顔を見たことは報告しなかった。

当時は重要だと思わなかったからだという。

 

 

「リチャード」とは誰のことか?

 

マジョーが犯人の男を「リチャード」という男性だと言っているが、映画ではダーリーンの姉リンダが、その男は「リー」だと証言し、アーサー・リー・アレンと関連づけている。

 

では、「リチャード」とは誰のことか?

 

リチャードといえば、ゾディアックの容疑者候補の一人に、リチャード・ガイコウスキ(Richard Gaikowski)がいる。

 

事件から20年後に容疑者として急浮上した男だ。

 

彼は1950年代、陸軍で衛生兵として訓練を受けていて(ゾディアックは軍でしか買えない靴を履いていた)止血のために、被害者の服を引き裂くように訓練されていた。

 

「衣服を引き裂く」という行為は、ゾディアックがタクシー運転手相手にやっている。

 

 

 

彼がゾディアックとして疑われる理由のひとつに、筆跡が類似している点がある。

 

ダーリーンの妹であるパムは、サリー・ジェシー・ラファエルショウ(The Sally Jessy Raphael Show)で、ミステリアスなストーカーからもらったメッセージと、リチャードの手書きサンプルが似ているとしている。

リチャードが捜査に提出した手書きサンプルとストーカーの手紙

 

リンク先にある上の画が捜査に提出した手書き。下がパムの家に届いたストーカーの手紙。

 

手書きには「私の名前はリチャード。サンフランシスコに住んでいる。ダーリーン キリング ジュライ4」などと書かれている。
彼を容疑者として追求していたブレインという男性は、リチャードから脅され、リチャードは口封じのために別の男性2人を殺害したと主張している。ブレインいわく、リチャードとダーレーンは知り合いで、口論したこともあったという。

 

リチャード・ガイコウスキの経歴 

 

彼は1936年生まれ。軍での記録は火災のため80パーセントが消失。

 

1965年、一方通行の交通規則に従わず、召喚に応じなかったため逮捕。ローカル新聞の記者だった彼は刑務所の状況をリポートした。

 

彼がゾディアックの容疑者になったのは20年後で、指紋記録は消失。裁判所の要請なしに、彼の指紋をとることはできなかった。

 

1966年、ダーレーンは結婚し、アルバニーに引っ越す。ガイコウスキは向かいの郡であるマーティンズに引っ越す。

 

ダーレーンの夫が勤めていたのはアルバニー・タイムズ・ユニオン・ニュースペーパー。ガイコウスキはライバルのアルバニー・キッカーボッカーニュースに勤めていた。

 

1969年から71年にかけて、グッドタイムズと呼ばれるカウンターカルチャー、反警察の新聞で編集者として働いた。

 

グッドタイムズの水曜日は「プロダクションデイ」と呼ばれ、朝早くから夜遅くまで、記事の用意のために忙しい日だった。

 

ゾディアックがデビューした1969年から、グッドタイムズが閉鎖になる1973年まで、ゾディアックは15通の手紙を送ったが、水曜日に送られたものは1枚もなかった。それ以外の曜日はすべてあった。

 

1976年にインディペンデント映画の会社を設立。映画監督、作家として成功し、2004年に死亡した。

 

無論、「映画」というキーワードと「ゾディアック」は無関係ではない…。

パムが出演したサリー・ジェシー・ラファエル・ショウ
左がリチャードの手書きサンプル。右がサンフランシスコ・クロニクルに送られたゾディアックの手紙。

killの字がそっくり。

 

 

左が湖の事件で車に書かれたメッセージ。右がリチャードが書いた手書きサンプル(確証なし 引用サイト)。69の文字が似ている。

 

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