1968年から1974年の間に、アメリカのサンフランシスコで5名が殺害された。
最初の殺人が判明してから、新聞社や著名人へ「ゾディアック」と名乗る犯人から手紙が届くという劇場型犯罪だった。
手紙後も殺害は続き、37人を殺害したと告白する手紙がサンフランシスコ警察に届くなど、事件はカルフォルニア一帯を恐怖に陥れた。
事件は未解決。40年がすぎた。
映画化された『ゾディアック』では、アーサー・リー・アレンという男が最有力容疑者として描かれたが、彼は手紙についていた唾液のDNA鑑定によって「シロ」と断定されてしまった。
そして今年、高速道路のパトロールを主な任務としていたリンドン・ラファティが、「ゾディアックキラー・カバーアップ」という本を書き上げる。
2月8日に出版されたその本には、衝撃的な新理論が書かれていた。
彼によると、犯人は今、カルフォルニアのソラノ郡に住んでいるという…。
ソラノ郡はゾディアック事件の中心部でもある。 より大きな地図で Maash Maps を表示
そして、犯人は今、91歳。
彼はある「パワーブローカー(フィクサー的集団?)」によって捜査の手から守られているらしい。
本について書かれた記事の別の表現では、「powerful officials」によって守られていると書かれている。
オフィシャルは当局という意味なので、警察や政治団体などあらゆる意味に解釈できる。
ラファティによると、捜査は警察の腐敗と政治的介入によってトップシークレットにされ、未解決となったという。
ラファティは一度犯人を目にしたと告白している。
1970年ごろ、高速のパーキングで白いシボレーのセダンに乗っていた男が指名手配の似顔絵に似ていたため、彼は震えながら車の中をのぞいた。
そこには、歯をむいてうなるような顔があったという。
ゾディアックの犯行の動機とは
ゾディアック事件の謎は、その動機だ。
今までの説では、殺されたカップルの一人と恋愛関係にあったとされている。
しかし、新説は、「妻の不倫」が原因だと主張している。
犯人の妻はソラノ郡上級裁判所の判事と不倫関係にあった。
それが原因でアルコール依存症になり、自棄になって犯行に及んだという。
ラファティが犯人らしき男を見かけたVellejo Highway。 より大きな地図で Maash Maps を表示
ラファティは、容疑者の妻を含む何人かが亡くなるまで、この事実を発表せずに待っていた。
最近になって、その問題は解決したため、この話を世に出すことに決めたという。
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