混戦のセグメントに殴り込むインフィニティQX30。
日産のことを書いたばかりなので、インフィニティについても。
今、スイスのジュネーヴで開催されているモーターショーで、QX30のコンセプトが発表される。
フェアレディZが昔の面影を無くし、残念な方向に進む中、昔の型のしがらみがないQX30は素敵な方向を向いていると思う。
まず、曲線感がいい。ぐねぐねうねっているようなイメージは今っぽく、昔くささがない。
同時に、鋼鉄のような素材感もゾクゾクする。
4シートのクロスオーバーは2.0リッターのターボチャージド・ガソリンエンジン。
7スピードオートマティックでオール・ウィール・ドライブだ。
セグメントは「グローバル・プレミアム・コンパクト」で、記事ではレンジローバーイヴォーグ(同じ2lだがワイド)、ベンツだとGLA( 1.6lから1.9l)。
BMWだと2シリーズアクティブツアラー(1.5l)か。
the small SUV/CUV segmentとも呼ばれているので、マツダだと値段的には圧倒的に安いがCX-3(1.5lディーゼル)か。ややこしい。
プロダクションバージョンは来年ローンチされる。
インテリアは野球のグローブみたい。
こちらは2月の記事
http://autoweek.com/article/geneva-motor-show/infiniti-fully-reveals-qx30-concept-geneva-auto-show
インフィニティとしてはテーマとして「stylish protection」を掲げているが、protectionは保護という意味なので、若干意味不明だ。
ドアの内側のトリムがアルミニウムである可能性があり、新素材に守られている感があるのかもしれない。
シートも未来的。
日本時間で3日夕方に初公開。値段はMaash予想で日本円換算400万円。
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