中国の子どもたちに超過酷トレーニングの実態

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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2181374/Forging-Mandarin-mermaid-David-Jones-reveals-children-taken-families-brutalised-future-Olympians.html

英デイリーメールが、中国の国家的なメダリスト製造計画の一部を報じている。
小さいうちから選別された少年少女は、普通の子どもたちが通う学校からは隔離され、過酷なトレーニングキャンプに挑むという。

 

中国水泳界の神童葉詩文(イエ・シーウェン Ye Shiwen)は、7歳のころまで、杭州市の小さなアパートに暮らしていた。
彼女の手足が長く、男性的な体格だったことから、家を出てスポーツ学校に入学した。
この学校は、毎年幼稚園から900人の子どもを募集している。

 

そこでは、体を柔らかくするための過酷なトレーニングをはじめ、完全に管理された状態でスイマーが養成される。
実態は完全には明らかにはなっていないが、相当なスパルタだという。
食事は一般の子どもたちよりはるかに栄養があるものを摂る。

 

結果、11歳で彼女はメジャーなジュニア選手権で優勝した。

 

小さな子が親から引き離され、コーチからは殴られることもあるという過酷な経験を本当に子どもに課すべきか。
7年前、その現状を訴えられた国際オリンピック委員会は、調査することを約束したものの、現在まで実行はされていない。

 

このプロジェクトが始まったのは、80年代。共産党政権は、将来のチャンピオンを生むために子どもをスカウトし、訓練しなくてはならないと、法令として布告した。
それ以後、学校の先生は子どもに運動能力があるかどうか精査し、可能性のある子を各訓練キャンプに送るという。

 

イエ選手は今回の五輪の400m個人メドレーで4分28秒43の世界新記録をマークして金メダルを獲得。最後の50メートルの記録が男子の金メダリストよりも速く、ドーピングなどの疑惑が向けられるほどだった。※陽性反応は出ていない

 

※子どもたちが泣いている上の写真は、昨年の1月にネット上にアップされたもの。

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