セントヘレナ島に性的虐待疑惑 あのピトケアン事件ふたたびか。

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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2693416/A-culture-sexual-abuse-children-Shocking-report-claims-British-overseas-territory-St-Helena-rife-child-abuse-domestic-violence-sexual-exploitation.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2693416/A-culture-sexual-abuse-children-Shocking-report-claims-British-overseas-territory-St-Helena-rife-child-abuse-domestic-violence-sexual-exploitation.html

南太平洋に浮かぶ美しい名前の島《セントヘレナ島》は、イギリス領だ。
ナポレオンの幽閉された島として知られ、現在の人口は3800人。

ナポレオンのおかげで観光客がよく訪れる絶海の孤島となっている。

彼が住んでいたロングウッド・ハウスというのが残っていて、なかなか美しい。

さて、この島がある噂で話題になっている。

児童への性的虐待だ。

セントヘレナに住む住民の85パーセントが、「セントヘレナ人」だ。
白人、黒人の混血で、仕事がないためにアセンション島やフォークランドへ出稼ぎに行くという。

そんな彼らに噂される虐待。

いったいどういうことなのか。

http://www.dailymail.co.uk/news/article-2693416/A-culture-sexual-abuse-children-Shocking-report-claims-British-overseas-territory-St-Helena-rife-child-abuse-domestic-violence-sexual-exploitation.html

 

この実態が明らかになったのは、昨年夏に英国政府が派遣したThe Lucy Faithfull Foundationの調査。

現地のヘルスワーカーは、彼らに

‘sexual violence and brutality were endemic’ 性暴力、虐待が多い

と報告した。

 

わずか3800人の住民だが、中にシリアル・キラーならぬシリアル・○ックス・オフェンダーがいるという。

シリアルとは連続という意味。

何度も性犯罪を犯している住民がいるというのだ。

 

住民によると、あのピトケアン島事件より酷いという。

ピトケアン島事件とは、絶海の孤島で起きたあまりにも閉鎖的な性的虐待事件である。

島の全成人男性は7名。住民は47名。

そして、14歳以下の全少女が、すべてこの6人(残り1名のジェイ・ウォレン治安判事は無罪になった)と性的関係を持っていたというものだ。

事件が発覚したのは今から10年以上前、1999年にイギリスから研修で訪れていた女性警察官が耳にしたことからはじまる。

発覚した直後、「島の風習だから、イギリスの法律で裁くべきではない」と主張した。

 

ピトケアン島の歴史も興味深い。

1789年、あのバウンティ号の反乱のメンバーが、この島に上陸したのだ。

彼らは自給自足の暮らしを始めたが、殺し合いがはじまる。

最後に生き残った反乱者はジョン・アダムス。

彼がタヒチ女性9人と子供19人をつくり住民となった。

 

今の住民はその子孫だ。

 

 

このピトケアンのような事態がセントヘレナという孤島で起こっているのか。

報告書は非公開らしく、完全な内容はわかっていない。

デイリーメールが明らかにできるのは以下の文。

 

  • A ‘persistent’ culture on both islands of ‘the sexual abuse of teenage girls’.
  • ‘An evident failure on the part of the police’ to tackle sexual offenders and notions of ‘victim blaming’ among authorities.
  • Provisions for disabled children which were ‘as bad as anything that could be imagined’ and reminiscent of a ‘Victorian lunatic asylum’.


persistenとは永続的という意味。ボス・アイランドとは、アセンション島とセントヘレナ島のこと。

10代の少女への性的虐待が、島で永続的な文化になっているというのだ。

そして、警察の取り組みの完全な失敗がこの文化を助長しているという。

障害児への扱いも相当悪く、ビクトリア朝時代の精神病院のようだと書かれている。

 

ピトケアンより酷いというなら、この事実以上なのかもしれない。

 

ピトケアンの話に戻る。

事件が発覚したのは、例の女性刑事が島民女性との食事会でその話を耳にしたことからだった。

ポリネシアでは12歳から結婚の資格があり、12から15歳の間に出産することが多いから、島民女性は問題ないと思ったのかもしれない。

さて、この島の全成人男性人を把握しよう。

スティーブ・クリスチャン島司、ランディ・クリスチャン(島司の息子)、レン・ブラウン、ディブ・ブラウン(レンの息子)、デニス・クリスチャン郵便局長、テリー・ヤング、ジェイ・ウォレン治安判事。

この中でやはりスティーブ・クリスチャンがリーダーというべき男性だが、彼は驚くべき発言をしている。

「自分の妻は幼少のころから性行為に熱心だった」

会議を開いた13人の女性は、未成年者の行為は普通であり、自発的に参加したと主張した。

 

裁判は世界の注目を集めるなか、2004年にスタート。

それぞれ3年から6年の禁固刑という甘い判決が下された。

島の成人男性がすべて牢屋に入るので、島の機能がたちゆかなくなるという理由も考慮されたに違いない。
事件の映像


The Pitcairn Sexual Abuse Trials 投稿者 FORAtv

 

オリーブ・クリステンセンという40代の女性は、若き日を思い出し、こう言った。

“we all thought s x was like food on the table”

「私たちみんな、アレはテーブルにのったフルーツのようなものだと思っていた」

そうなのか。

そう思わせていいのか。

 

少女たちは、逃げ出せない。

絶海の孤島の恐怖。

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