サイエントロジー。

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http://religion.blogs.cnn.com/2012/07/03/tom-cruise-divorce-raises-question-what-is-scientology-anyway/?hpt=hp_c3

 

日曜日、ルパート・マードックが、サイエントロジーについて「とにかく奇妙なカルトだ」とツイートした。
また、彼によるとトム・クルーズは、そのヒエラルキーの中で、すでに2番手、3番手に登りつめているという。

 

サイエントロジーはL.ロンハバードによって1950年に設立された。
人は必ずトラウマを抱えていて、行動はそれに左右されているというのが彼らの考え方で、それを克服するために、装置などを利用して「クリア」と呼ばれる状態を目指す。

 

また、精神薬の使用を禁止していて、医療とは違った独自の自己改善を行う。

 

キリスト教の考えとは相反する。

罪を抱え、その救済を神への祈りで行うキリスト教に対して、サイエントロジーは科学的に浄化し、より純粋で高度な精神状態にしようとする。

どちらかというと、自分の体を無にしようとする仏教の考え方に近い。

起きたことや現状を世の中のせいにせず、自分の改革を行う点では同じだ。

 

ニーチェによると、西洋はまだ仏教を受け入れるレベルに至っていないということだから、サイエントロジーはキリスト教よりも上のレベルにあるのか。

 

ただ、超常現象的な「神」というものを盲目に信じないのは、ひとつの「クリア」かもしれない。

ただし、トム・クルーズはケイティに対していろいろうるさかった。

ファッションや名前にまで口を出す。

仏教も極めると世俗的なものを否定するが、ある程度認めないと「カルト」認定されるだろう。

 

いずれにしろ、何かを信奉するというのは、人間的には高度なレベルにあると言えない。

何かを信奉する人は別の宗教を攻撃、否定し、無宗教的な人々(儀式ではなく、精神的に)の幸せを否定するからだ。

 

無宗教でも暮らしやすい今の日本やフランスは、幸せな国。

アメリカでは、「私は無宗教である」ことを主張し、キリスト教徒と争わなくてはならない。

 

サイエントロジーは10000の教会を持ち、167の国々に展開し、毎年440万人以上がサインしているという。

 

 

 

 

 

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