「ニコールはサイエントロジーに改宗のフリをした」と教会リーダーが発言か
ニコール・キッドマンがトム・クルーズと結婚したとき、彼女はサイエントロジーに改宗した「フリ」をした—-。
ピューリッツア賞作家の新作「GOING CLEAR Scientology, Hollywood, & the Prison of Belief」(17日に発売予定 著者ローレンス・ライト)では、トムとニコール、ケイティにまつわる噂、疑惑を中心にサイエントロジー教会について徹底的に書かれていて、その中でリーダー、デビッド・ミスキャビッジが語ったという言葉が問題になっている。
本によると、彼は「ニコールは「玉の輿」にのるために改宗のふりをした」と発言したというのだ。
著者はそれがニコールへのインタビューを基に書かれたとしているが、サイエントロジー教会側はその主張を激しく否定した。
教会担当者は「今までずっと前に反証してきた疑惑の焼き直しに過ぎないし、彼の本はスーパーマーケットのタブロイドのようなものだ」と語った(この否定表現はこのような問題が起こるたびに使われている)。
ニコールにはトムとの結婚時に養子を二人迎えているが、今は熱心なサイエントロジー信者だ。
ヴァニティフェアの暴露記事によると、二人はニコールを「サプレシブ・パーソン(教会のいう反社会的人間)」だと認識していて、それは教会によって教え込まれたものらしい。
そのため、二人はもうニコールと会いたくないとまわりに話しているという。
ローレンス・ライトの本によると、デビッド・ミスカビッジ自身はニコールの結婚当時から、彼女に対して「サプレシブ」だと考えていて、トムと引き離すことを考えていたと書かれている。
ミスキャビッジはトムを精神的指導者になるよう育成していて、トムは教会に何百万ドルと寄付をしている。
トニー・ブレアのような外国人指導者も誘っているらしい(フランスではサルコジに働きかけたという噂もある)。
まわりの人になりふりかまわず布教をしようとするトム。
日本でも首相官邸で熱心に本をプレゼントしたという噂があるが…。
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