猫につけたカメラ『キャット・カム』が見たものとは?
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飼い猫が外にいるときに何をしているのか。
長年、秘密だったその行動について、米ジョージア大学が調査報告をした。
方法は、50匹の猫の首に小さなカメラ、通称キャット・カムをつけ、行動をすべて監視。
集められた数千時間のビデオから見えてきたのは、想像以上に楽しそうな彼らの生活だった。
研究者がもっとも驚いたのは、犬と違い、一人の飼い主に決して従順なわけではないということ。
研究対象のうち、4匹の猫は、別の飼い主のところでもエサをもらっていた。
おそらく、しっかりした飼い主がまずいて、外出中には不特定多数の猫に餌をやっている家に遊びにいくという感じかもしれない。
彼らは実にしたたかなのだ。
そして、同時に人間として考えたくない、猫たちの凶暴性も発見することができた。
やはり彼らは、小さな爬虫類などをよく殺していたのだ。
爬虫類は食べてしまうか、残りを森の中に隠すらしい。
そのため、飼い主が気づくことはない。
また、その殺害の数は研究者らの予想をはるかに超えた数だったらしい。
キャット・カムは、ナショナルジオグラフィックが長年作り続けてきたクリッターカムと呼ばれる野生動物用のカメラ。
今では大量のビデオを記録できるようになった。
キャット・カムは改良を加えられ、より多くの映像を撮影するためにバッテリーの再充電ができるようになった。
猫が静止している間は、モーションセンサーによって電源は自動でオフになるというエコ機能も付いている。
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