あの「高層ビルの建築中に梁の上でランチ」写真は嘘だった。
Facebook http://www.facebook.com/maashjapan
ツイート
マンハッタンのはるか上空で昼食を食べる男たち。
後ろにセントラルパークを望む壮大で勇気あるこの写真は、80年経った今も鳥肌が立つほど。
休憩時にはこんな風に命知らずのことをしていたのかと感心してしまう…。
が、実はこれは売名的な写真だったことが明らかになった。
先ほどアップされたデイリーメールの記事によると、新しい超高層ビルの宣伝のために撮影され、ロックフェラーセンターで上映されたのだという。
撮影は1932年9月20日。the RCA Buildingの建設中で、いつもの休憩風景のように演出された。
写真は数週間後、ヘラルド・トリビューン紙に登場した。
12年前に、この写真に映っている男性たちの現在を追跡した人がいたが、ほとんど見つけることができなかった。
大半がアイルランド移民だと言われている。
右から4番目の男性はマイケル・ラファティというアイルランド移民で、ちょうど不況のこのころにニューヨークにやってきた。
大恐慌で4人に1人が無職だったが、1920年代に始まった巨大建築のブームは続いていた。
彼は安全性を考慮することなく、この危険で、ハーネスのない仕事に飛びついた。
写真はやらせだったが、命知らずの男たちであったことには変わりがない。
このビルは1930年5月に建築が開始され、完成までに9年を費やした。
今はGEビルになっている。
Similar Posts:
- アメイジングなカップルが高級レストランでランチ
- あのネッシー写真はフェイクだった。撮影者が告白。
- 高層ビルの反射が高級車を「溶かした」事件。
- アップル製品のデザインに影響を与えたディーター・ラムスが「デザイナー」の価値を落とす
- 9.11 消えた星条旗の謎。
- ひとつの「部屋」にバスルーム、キッチン、ベッドの中国
- 「天空の城」は実在していた。
- 息子を産むことを決心させた3Dスキャン映像
- 釘だけで表現する「釘絵」
- MH17の乗客が「もし機体が消えたら」と搭乗前に投稿。