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9.11 消えた星条旗の謎。

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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2408628/9-11-flag-CNN-documentary-reveals-flag-famous-photograph-missing-12-years.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2408628/9-11-flag-CNN-documentary-reveals-flag-famous-photograph-missing-12-years.html

 

まだ煙が視界を塞いでいる、倒壊直後のグラウンド・ゼロの写真。

そこに、アメリカの国旗が映っている。

当時のニューヨークの人々、アメリカの人々に、力、団結力を感じさせた象徴的なものだ。

 

この写真の謎について、海外メディアが記事にしているのだが、なかなかのミステリーらしい。

あるTV番組がドキュメンタリーでこの謎を追ったのだが、このフラッグが9.11の夜から、なくなったというのだ。

 

アメリカ国民の間では、その後、旗はヤンキースの試合で使われ、ジュリアーニ市長が抱きしめ、テオドア・ルーズベルトという空母で掲げられ、アフガニスタンに向かったということになっている。

一般的にはそう信じられていて、今も多くの人がそう思っているはず…。

 

しかし、実際はあの写真に写った旗は、その日の夜に消えていた。

このミステリーを取り上げたドキュメンタリーは、CNNの『The Flag』(水曜日9時にアメリカで放送予定)。

番組によると、国旗がゼロ近くのドックにあるボートに掲げられたのは、9.11のその日。

消防士によって掲げられる様子は撮影され(後に切手となった)、その後も現場にあったはずだが、夜9時以降のCNNの映像には、旗が映っていなかった。

 

誰が旗を持ち帰ったのか。

ドキュメンタリーを制作したマイケル・タッカーとペトラ・エペレインは、何者かが、お土産に持ち帰ったと信じている。

そのモラルなき行為に及んだのは、はたして現場に多くいた消防士なのか。

 

旗を掲げる消防士の写真を撮影したのは、トーマス・フランクリンだが、撮影したのはその日の午後だという。

そして、写真に写っている消防士の一人、アイゼングレインによると、掲げる作業は一瞬で、全員がすぐに仕事に戻ったとコメントしている。

まだがれきの下に、多くの人が埋まっていたからだ。

 

もし誰かが持ち去ったとすると、その後の旗は偽物ということになる。

旗の持ち主という人物(Shirley Dreifus と Spiros Kopelakis)がいて、ヤンキースの試合と空母で使われた後に返還された旗(ジュリアーニのサイン入り)を、「自分たちのものではなかった」と証言している。

少し、大きかったのだ。

 

なので二人は偽物の旗を市に送った…。

 

旗はあの日、消えた。

シンボルとして信じられていた旗は、偽物だった。

 

本物の旗を大事に家に保管しているやつは、いったい誰だ…。

 

 

 

 

 

 

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