カルフォルニア在住の韓国系不法移民の学生が「韓国に戻るなんて想像できない」と涙。
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4ヶ月前の8月15日から、アメリカでは不法移民の子供に対して、アメリカ滞在の猶予を与えるプログラムを開始したが、その申し込み数が3分の1ほどにとどまっている。
有資格者は全米で130万人いるが、申し込んだのは36万人で、10万人が滞在を許可された。
申請が一番多かったのはカルフォルニア州。
UCLAにいる韓国系移民のパクさんは、11歳のときに観光ビザでアメリカに連れてこられた。
「韓国は子供のころに見た写真にしか記憶がない」という。
「覚えているのは、カルフォルニアに来てから。自分の習慣や価値観はアメリカのもの。韓国に戻って二度とアメリカに戻ってこれないのは、想像できない」とテレビ局に語った。
彼女はプログラムに申請していない。
プログラムは「不法」が「合法」になるわけではなく、単に2年間、滞在を猶予されるだけ。
条件もある。
31歳未満で、16歳前にアメリカにきて、5年以上滞在していること。
アメリカの高校の卒業、もしくは軍隊にいた証明書が必要なこと。
ただし、2年間は合法になるという考え方もある。その後も延期されたり、新たなプログラムが作られる可能性もある。
日本人としては、観光ビザで来米し、子供を不法滞在のままアメリカで育てるという発想は受け入れがたい。
パクさんは、「韓国に戻るなんて嫌」と目に涙をためていたが、このニュースを見た韓国人はどう感じるのだろうか。
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