イギリスの40パーセントが赤毛遺伝子を持っていた。
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ヨーロッパでの赤毛人口はわずか4パーセント。絶滅の危機に瀕しているが、イングランドではわずかに高く6パーセント。さらに、スコットランドにいくと13パーセントになる。
しかし、実はイギリス人は赤毛遺伝子大国であることがわかった。
イギリスの5000人以上のDNAを調べたところ、10人に4人は赤毛遺伝子(ジンジャー・ジン)を持っていたのだ。
ただし、赤毛遺伝子は劣性遺伝子のため、持っているからといって赤毛になるとは限らない。
持っているとなんだか嬉しい赤毛遺伝子だが、この遺伝子は健康に深い影響を及ぼすことがエジンバラ大学の研究プロジェクト「BritainsDNA」で明らかになった。
赤毛遺伝子を持っていると、皮膚癌になる可能性や、パーキンソン病の発症リスクが高くなるというのだ。
不思議なのは、全身麻酔。黒い髪の人に比べて、赤毛遺伝子を持つ人は20パーセントも麻酔を増量しなくてはならない。
痛みに敏感らしい。
そのため、歯医者に「行かない」人が赤毛には多い。
イングランド北部とスコットランドなど、北部の曇りの多い地域に赤毛が多い理由も明らかだ。
赤毛の人は肌が青白い。
そのため、曇り空が多くてもわずかな太陽光でビタミンDを形成できるのだ。
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