世界で最も高価な望遠鏡Almaがついに本格稼働 

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http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2292165/Earths-largest-telescope-set-switch--reveal-came-from.html
http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2292165/Earths-largest-telescope-set-switch–reveal-came-from.html

 

デイリーメールが「タイムマシン」という言葉を使った記事を掲載している。

The £1billion ‘time machine’ which could finally reveal mysteries of the universe: World’s largest telescope will finally be turned on today


宇宙のミステリーを明らかにする10億ポンドのタイムマシン

世界一の望遠鏡がついに今日本格稼働する

 

 

 

この世界一の望遠鏡の名はAlma(スペイン語で「魂」)。宇宙の微弱電波を集める巨大な66のアンテナ(直径12mの高精度アンテナ50台と「ACAシステム」と呼ばれる高精度アンテナ16台)で構成されている。

場所はチリの砂漠で、標高5000メートル。

光ではなく電波を集めるため、宇宙の深くまで見ることができるらしい。

 

記事では「まるでSF映画の話のようだが、このタイムマシンは、我々がどこから来たのかという事実を与えてくれるだろう」という。

つまり、この望遠鏡は宇宙ができた直後を見ることができるのだ。

 

電波はスーパーコンピュータで処理され、ハッブル宇宙望遠鏡よりも10倍シャープな映像を得ることができる。

 

チリが選ばれたのは乾燥していて、人工的な光の影響を受けていないため。

日本は欧米に遅れて2年、2004年に建設開始したが、アンテナを山頂に一番乗りさせたのは日本。

それ以来、日本がこのプロジェクトを牽引しているようだ。

 

しかし、問題なのは標高。

そこでずっと働いていると高山病になるため、ほとんどの人が地上の管制センターで仕事をしている。

望遠鏡の近くに行く場合は短期間(10時間)。酸素タンクは地元の労働者が運ぶ。

 

開所式は日本時間今日の夜、ネットでストリーミング中継される。

 

アルマのホームページ

http://alma.mtk.nao.ac.jp/j/

 

ストリーミング中継

日時:2013年3月13日午後11時30分~翌14日午前1時(日本時間)

http://www.almaobservatory.org/inauguration/

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