アレッポの戦闘で化学兵器を使用したと、政府と反政府がそれぞれ相手を非難するという事態になっているシリア。
4月13日、騒動以来、再び化学兵器が使用された可能性が出てきた。
事件が起こったのは、アレッポ近郊のクルド人居住地域。
13日深夜、ある家族の家の屋上で爆発音が聞こえた。
その後すぐ、1歳半の長男が苦しみだした。
過呼吸のような症状だった。そして、4ヶ月の弟も苦しみだした。
家長であるヤセルは、化学物質を疑い、すぐに外に出て近隣に知らせ、家にいる家族に家から出るように叫んだ。
その恐怖を彼は、アフリンにある病院で語っている。
実は、彼自身重篤な状態にあったため、意思は助からないと見て、彼の二人の子どもと妻が亡くなったことを、まだ伝えていないという。
病院によると、運ばれた彼の家族は、筋肉のけいれん、発作、意識消失、眼痛などがあり、助けようとした人々も同じ症状に悩まされたという。
また、助けに家に入った人の証言では、目を刺すような痛み、苦い匂いを感じたらしい。
マスタードガスに似たものだろうか。
果たして、化学兵器は誰が何の目的で使っているのか。
一方の勢力だけかもしれないし、両方の勢力が使っているかもしれない。
クルド人居住地域で使われたというのも気味が悪い。
紛争に便乗した、クルド人への攻撃の可能性もある。
政府軍は、反政府軍がテロリスト組織に支配されつつあると宣伝している。
多くの国はその言葉を信じてはいないが、もし反政府組織が化学兵器を使用しているのならば、この紛争と、双方の勢力に見方するものは誰もいなくなる。
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