CNNがサッカー界の人種差別問題を特集

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http://edition.cnn.com/SPORT/football/racism-in-football/?hpt=hp_c1
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Jリーグではほとんど発生しない人種差別問題だが、ヨーロッパではサポーターと選手による差別行為が問題になっている。

CNNはこの問題をトップで扱っている。

 

まず、バロテッリに対する記事の見出し。

Racism makes me feel alone

人種差別は自分を一人だと感じさせる。

 

彼はミランに移籍した直後に、まずオーナー家族から差別発言があった。

その後、インテル(かつて所属)戦でレイシズムが起こった。

当然、彼はマンC時代からサポーターによる差別発言を受けているが、セリエAでの体験はもはや許しがたいものとなっているようだ。

 

映像はローマ戦後に行われたインタビュー。

インタビュアー「ピッチで差別発言を受けたときはどんな気分?」

バロテッリ「こないだの試合のときは、少し孤独を感じた。家に帰ったときだ。いつもはピッチでは気にしないようにしているが、こないだの試合で考え方が変わった。もし今度何かあれば、ピッチから出ることにする」

 

インタビュアー「FIFAやリーグは君を守るために満足する対応をしていると思うか?」

バロテッリ「それについては答えたくない」

 

インタビュアー「スタジアムに来る人種差別的行為をするサポーターに対してメッセージは?」

バロテッリ「チームをサポートし、選手をサポートしてほしい。相手チームの選手の邪魔をすべきではない」

インタビュアー「侮辱したり?」

バロテッリ「何かを言ってしまうのは仕方ないが、人種差別的なものはダメだ」

 

悪童として知られるバロテッリの試合中の行為は擁護しがたいが、このインタビュー中のおとなしい彼を見てほしい。

彼の孤独感が伝わってくる。

 

チームメイトのケビン・ボアテンクは、すでに親善試合で差別発言を受け、フィールドから出て行ったことがある。

インタビューでバロテッリが「こないだの試合」と言っていたのは、5月のローマ戦。

サポーターから熱烈な人種差別コールを浴びたのだ。

 

彼はボアテンクとピッチを去ることを相談したが、ボアテンクから試合を終えてから話し合おうと言われ、留まったという。

 

記事では他に、ボアテンクの試合放棄や、スタンドでの人種差別への取り組み、FIFAの改革などを取り上げている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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