病院に拒否され、芝生で出産する少数民族の女性。
この芝生で出産するという衝撃的な写真がメキシコのタブロイド紙の表紙となり、世間を賑わせている。
彼女はマサテコ族のイルマ・ロペス、29歳。
写真は通行人が撮影した。
事件は10月2日、メキシコのオアハカ州で起きた。
陣痛が来たので産婦人科のクリニックを訪れた彼女だったが、病院は拒否。
言葉が通じないことや、スタッフが足りないことを理由にした。
そしてイルマはクリニックの前の芝生で出産。
とんでもない写真が撮影されたが、実はこれは初めてのことではない。
7月にもクリニックで出産を拒否され、芝生で出産した女性がいた。
オアハカ州では、病院の外で出産した女性が5人に1人という、わけのわからない状況となっていたのだ。
この事件をきっかけに、保健センターのディレクターは州や連邦政府の捜査を受けている。
イルマを拒否した看護師によると、イルマはスペイン語を話せないため、看護師の「No」以外の言葉は聞き取れず、病院を出て行ったという。
イルマが病院を出てから1時間半後の朝7時30分。
芝生の上に跪いた彼女は、建物の壁を掴みながら、出産に挑んだ。
夫は看護師らに助けを求めに行っていたため、彼女は一人だった。
悲鳴があたりに響き、人々が集まった。
撮影をした一人は、その写真を啓発の意味も込めて新聞社に送った。
写真はいくつかの全国紙に載り、ネットで拡散した。
メキシコではこのような少数民族差別は多く残り、彼女たちは妊娠後、妊娠中に死亡するケースが多い。
ロペス夫妻は、北部の山の家から、暗闇の中、1時間かけて山を下りた。
村は貧困で、メキシコの医療制度から忘れ去られているのだ。
生まれた息子は元気で、サルバドール(救世主)と名付けられた。
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芝生の上、女性の脚の間に、産み落とされたばかりの赤ちゃんの写真が(-_-;) RT @maashjapan 病院に拒否され、芝生で出産する少数民族の女性。 http://t.co/2UpKhgBRdN
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