ロンドン、アメリカ各都市の5000万円の家を比較

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http://abcnews.go.com/Business/cities-500000-homes-sale/story?id=24900512
http://abcnews.go.com/Business/cities-500000-homes-sale/story?id=24900512

 

東京のマンション分譲価格は高い。

でも、東京にいるとそれはわからないし、海外でもそれぞれの都市の人が自分の街のマンションが高いかどうかはわかりずらい。

常に同じエリアの価格と比較するからだ。

 

なので、東京では3000万円だと安く感じるだろう。

先日も3000万円台の柳沢のマンションがすぐに完売していた。

少し高くなって5000万円でも、条件がいいと問題なく売れる。

購入するのは、普通の稼ぎの人だ。

銀行がお金を貸してくれるし、「抽選に買った」となると、買う方もうれしい。

しかし、その後は高いローンが生活を圧迫するだろう。

 

それでも、その街のマンションの相場に文句を言う人はいない。

 

 

ABCが、5つの都市の5000万円クラスのマンションを比較した記事をアップしたので、読んでみた。

 

最初はロンドン。

セミデタッチド・ハウスと呼ばれるこの家は、290,000ポンド。日本円で5000万円程度だ。

よく手入れされていて、裏庭もガレージもある。しかも静かな住宅街。

1階の部屋はビクトリアン朝の部屋も紹介されている。

でもなんだか普通な感じがする。昔よくこんなロンドンの家を取材した。

ロンドンの場合、新築というよりも、ヴィンテージ感と場所で価格は高騰する。

 

 

次はテキサス州オースティン。

ここに住むと一気に部屋数が増える。6ベッドルームに、4つのバスルームが付く。

広さは3,669-sq(340平米)。駐車場は3台で、この住宅エリア内にプールやテニスコートなどがある。

他に、同じ大きさで4部屋にリモデルした家などもある。

 

カルフォルニアはどうだろう。

紹介されているのは、ツインピークスの頂に立つ家。

Portola Drive沿いに建つこの家は、806平方フィート(74平米)と一気に狭くなる。

しかも、1ベッドルームに1バスルーム。

別荘か?

 

同じサンフランシスコでもユタ・ストリートに移ると、部屋は一気に広くなる。

1480平方フィートだ(137平米)。

最上階で、街路樹を見下ろせるこの家も1ベッドルームに1バスルーム。

 

犯罪が多いが、シカゴ。

ペントハウス・デュプレックスは、2000平方フィート(185平米)と広い。

専用デッキと二つのバルコニー、暖炉、駐車場付き。

3ベッドルームに2バスルーム。

大都市の割りに悪くない。

 

最後はNY。16階建て最上階の高級街アッパーイーストサイド。

マンションはフル設備で、ランドリーやルーフデッキがあり、マネージャー常駐。

なぜか広さが書いていないが、1ベッドルーム。

 

一方、チェルシー方面なら550平方フィート。51平米だ。

一気に狭く感じる。

でも、これが東京と似ている感じがする。

NYで50平米あれば、財産のような感覚があるからだ。

しかし、明らかな違いもある。

修繕積立金のような維持費が毎月1,204ドル(12万円)もかかるのだ。

これは、美しい中庭を維持するためのものだろうか。

 

 

この記事に関して読者は

「お金の無駄遣い。レントの何が悪いの?」

「テキサスがいいねー」と否定的なものが多い。

 

個人的には、5000万円の家は無駄遣いだと思う。

お金があってもなくても、実際の価値に比べて高いからだ(東京の場合)。

もし東京で5000万円出すなら、もっと広さがあってもいいと思う。

そもそも、高いローンで苦しむべきではない。

 

 

 

 

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