ボルボの自動運転用インターフェイス発表 遊び心もアリ。だけど。
自動運転とは、まず高級車のものなのだ…と考えさせてくれる映像。
ボルボが発表した自動運転のインターフェイスで、パドルシフトを使って自動運転の始動・解除をシームレスに行う。
今週発表されたインターフェイスの名前は、「 IntelliSafe Auto Pilot」。
ボルボが自動運転のために行っているthe Drive Me autonomous car プロジェクトの一環で、XC90というフルサイズクロスオーバーに2017年ごろインストール予定。
ナビがセットされると「Auto Pilot is ready」というメッセージが読み上げられ、パドルシフトのライトが光る。
ドライバーが左右二つのパドルシフトを同時に手前に引くのだが、それですぐにセットアップされるわけではない。
モニターの二つのラインが少しずつ近づき、合体したところでセットアップ完了。ちょっと楽しそうだ。
自動運転モードになったことを示すのは、点滅していたパドルシフトの光が常時点灯になること。
スクリーンには大きく数字が点滅するが、これは目的地までの残り時間。
その残り時間を使って、仕事の書類をチェックしたり、雑誌を読んだり、テレビを観たりできるらしい。
まるで飛行機のビジネスクラス。
ずっと風景を眺めたりもできるというわけだ。
車は360度全方位をセンサーでチェックしていて、前方が詰まっていれば隣のレーンにうつってオーバーテイキングもしてくれる。
目的地に近づくと自動運転解除をうながし、ドライバーによるストップで終了。でも、ドライバーが気づかなければ自動で車はストップする。
ちなみに、グーグルの自動運転試作車は2009年から今までに衝突事故が14件発生。
11件が後ろからの衝突で、グーグル側は試作車はまったく正しく運転してるということで、「まったく正しい運転」が今の道路では衝突の原因になるということを証明した。
7月にも追突され、初の自動運転車の負傷者が出た。
2016 XC90
http://autoweek.com/article/drive-reviews/2016-volvo-xc90-t6-first-drive
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