草津白根山噴火 噴石でけが人15人 草津国際スキー場では雪崩発生

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1月23日の今日、10時35分ごろ、草津白根山(本白根山)が噴火し、雪崩が発生した。

雪崩が起きたのは草津国際スキー場。

 

 

群馬県と長野県の県境にある活火山「草津白根山」が噴火したとTV速報が流れた。

雪崩が発生している模様だ。

 

3年ほど「湯釜火口」付近の熱活動が高まっていて、2017年の6月に落ち着き、警戒レベルが1に引き下げられていた。

火口から1キロの範囲に影響を及ぼす噴火の可能性が低くなったためで、2014年の6月以来3年ぶりだった。

一方で、観光地である湯釜火口付近の熱活動状態は高まったままだった。

 

 

NHKは雪崩で一人が巻き込まれ、「午前10時半ごろに爆発音を聞き、スキー場で雪崩が起きた」という現地の男性のコメントを報道している。

煙の確認と火山性地震の確認が気象庁にて行われている。

 

毎日新聞によると、23日午前10時10分ごろに雪崩が発生し、4人が巻き込まれたと吾妻(あがつま)消防本部に通報があったという。

噴石でスキー場のロープウェーの窓が割れたとの情報もある。

 

群馬県警によると、雪崩の被害者は3人が救出され、1人が依然不明だという。

 

11時29分にワイドスクランブルが発表した動画では、噴石がロープウェー付近に次々と落ちて、雪が激しく舞い上がる様子が映し出された。

 

NHKによると、噴火した場所は本白根山の鏡池付近。

スキー場のゲストハウスにいた人も噴石によって怪我をしているという。

また、訓練中の陸上自衛隊6人が雪崩に巻き込まれている模様。

 

 

気象庁発表 http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/STOCK/activity_info/305.html

 

平成30年1月23日11時05分 気象庁地震火山部発表

<草津白根山に火口周辺警報(噴火警戒レベル2、火口周辺規制)を発表>
本白根山で噴火が発生したもよう。鏡池付近から1キロメートルの範囲では警戒が必要。
<噴火警戒レベルを1(活火山であることに留意)から2(火口周辺規制)に引上げ>

火山活動の状況及び予報警報事項

草津白根山では、本日(23日)09時59分に傾斜変動を伴う振幅の大きな火山性微動を観測しました。本白根山で噴火が発生したもようです。
なお、噴火の詳細は現在調査中です。
本白根山鏡池付近から概ね1キロメートルの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。

対象市町村等

以下の市町村では、火口周辺で入山規制などの警戒をしてください。
群馬県:嬬恋村、草津町

防災上の警戒事項等

本白根山鏡池付近から概ね1キロメートルの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石に警戒してください。地元自治体等の指示に従って危険な地域には立ち入らないでください。
風下側では、火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降るため注意してください。
また、ところどころで火山ガスの噴出が見られます。周辺のくぼ地や谷地形などでは高濃度の火山ガスが滞留することがありますので、注意してください。

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