チリ地震の影響でアラスカ大地震は起こるのか。
1964年に起きたアラスカ地震はアメリカ人にとって生々しい記憶だ。
3月27日だから、ちょうど先日のチリ地震から50年ということになる。
マグニチュードは9.2。北米大陸最大で、1960年にチリで起きた9. 5に次いで世界で2番目に大きかった。
インフラは壊滅的打撃を受け、津波、地滑りが被害を大きくし、125名が死亡した。
津波は45メートルの高さになり、港の建築物はすべて姿を消したという。
また、冷戦時代だったので、核爆弾が落ちたかもしれないという恐怖心も生んだ。
その後の研究によって、この地震は西海岸の隆起や沈下といった現象を起こしたことがわかった。
一部では11メートルも隆起していたのだ。
ワシントン州からカルフォルニアまで、アラスカで起きる地震は無関係ではないということだが、実はこれは地球規模の問題だ。
このアップ・アンド・ダウンは、地球が少しずつ巨大化していることを示している可能性がある。
この件については激しい議論が続いているが、記事を読んでいる感じでは、大きな地球の生命から考えて、地球は大きくなったり小さくなったりしているのかもしれない。
隆起の理由はプレートの衝突にもある可能性があるが、それはエベレスト山脈のようなイメージでいいのだろうか。
地震はプレートと関連していることが今ではわかっているが、アラスカ地震が起きたころは、
プレートニクトニクス(プレート論)は懐疑的だった。
プレート論はいくつかの大きなプレートが互いに重なり、マントルの対流で動いているというものだ。
それが地震と関連があるとは考えられていなかった。
チリ地震はナスカプレートの下で起こったが、ここは巨大で重い太平洋プレートが、
小さく軽いナスカプレートの下に入り込み、さらにナスカプレートがサウスアメリカンプレートに入り込んでいる。
アラスカ地震は太平洋プレートが軽い北アメリカンプレートの下に入り込んでいるが、地震がプレートと関連しているならば、今回のチリ地震から数年以内に、アラスカに大地震はやってくるのか。
アメリカ人にとっては、日本の東南海、関東の大地震と同じように、それが恐怖となっている。
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