ラングラーのオール・アルミニウム化断念についてCEOのコメント。
次のジープ・ラングラーについて、米Autoweekが報じているのが、車体の全アルミニウム化を断念したとの記事。
すべてフィアット・クライスラーのCEOであるマルキオンニのコメントからだが、次世代ラングラーはオール・アルミニウム・ボディというプランがあり、これについて彼は「フード、テイルゲート、ドア」のみに使用すると公表した。
“There will be a large portion of that vehicle that will be aluminum. It will not be all aluminum, We’ve run the numbers and we’ve simulated mileage and the impact. Because of the difference in cost — not just of the material but the actual assembly process — I think we can do almost as well without doing it all-aluminum. I think we can get very close.”
「アルミニウムを使う車としては非常に大きい面積となるだろう。オール・アルミニウムにはならない。私たちは試作車を相当数作り、車のインパクトをテストした。なぜなら、コストに違いがあるからだ。素材の問題だけでなく、実際の組み立ての工程においてだ。私はオール・アルミニウムにしなくても、素晴らしいものができると思う。ほとんど同じだと言っていい」
そもそもなぜアルミニウムかというと、まず軽量化だ。
鉄や銅の約3分の1、比重2.7というアルミニウムは、ダウンサイジングの未来だと言っていい。
しかし、コストが高いので、多ければ多いほど高級車化してしまう。
まあ、彼にはその断念の話よりも、レネゲードのソフトウェア・バグ問題のほうが頭が痛いようだ。
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