夏は豪雨、冬は豪雪 地球はどうなっている?

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地球温暖化が叫ばれて以来、温暖化説と反温暖化で議論が分かれてきた。

しかし、ここ近年世界のニュースを見ていると、夏は確かに温暖化の傾向のあるニュースにあふれ、冬は寒冷化を想像させるニュースにあふれている。

つまり、地球は温暖化という単純な話ではなく、全シーズンの気候がダイナミックな変化期に来ているのかもしれない…そう思わせる。

 

ABCが地球温暖化について書いた8日の記事によると、温暖化と気候の関連性に関してはやはり、科学者たちは簡潔で包括的な答えを見つけ出せていない。

 

地球は長いスパンで考えると氷河期に入りかけていて、本来ならば地球の気温は下がっていく。

ある専門家によれば、皮肉も二酸化炭素排出による(と言われている)温暖化によって、それに歯止めをかけているとも言う。

寒冷化は乾燥化でもあるので、アフリカなどの砂漠は拡大し、森は減少するが、それも温暖化が防いでいるかもしれないというわけだ。

 

しかし、氷河期に突入しようとしているという確実な証拠はなく、人類が温暖化を促進させればいいということは決して言えない。

下の映像は、二酸化炭素は地球にとってステロイドだということを説明したアニメーション。


 

ABCの記事には研究者たちの考えとして、極端な豪雨や熱波に関しては、二酸化炭素が原因であることに自信を持っていると紹介している。温室効果ガスは地球にしてみればほんのわずかの影響しかないが、人間にとってはそのわずかが巨大な変化だという意見だ。しかし、1950年代からトルネードの数は増えているものの、ウォッチャーにしてみれば、最大級のトルネードに変化の傾向はないという。トルネードが昔より巨大化しているわけではないのだ。

 

結局のところ、いったい何なのか。

この問題に関しては、わからないことだらけなのが現状だ。

二酸化炭素と温暖化の関連性は曖昧だが、豪雨の回数を増やしているようだ。冬の豪雪にも寒冷性はあるのだろうか。

「豪雪は寒冷化のせい」そんな考えも安易すぎる。

 

もしも仮に、人間の行いとは関係なしに、地球が大きな気候変動期にあるとき、豪雨や豪雪といった人間にとって大きな現象は、変化とも言えないほど些細なこと。研究者の心のうちには、そんな考えもあるかもしれない。

二酸化炭素による極端な気候変化に惑わされているうちに、地球の半分が凍ってしまった…なんて未来が来ないように祈るしかない。

 

 

 

 

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