アップルの電子書籍談合の疑いで、キンドルの書籍は低価格化する
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米司法省はアップルといくつかの出版社を「談合」容疑で訴えているが、これでキンドルは勝利となるのかーー。
2010のiPad発売時、アップルと6つの主要な出版社は、デジタル書籍の価格を上げるためにテーブルを囲んだ。
アマゾンはキンドルでデジタル書籍(e-books)を購入する場合、当時廉価版を9.99ドルで販売するよう努力していたが、出版社はそれを安すぎるとして、iPadと価格引き上げを共謀したというのだ。
アップルと設定した価格は12.99ドル。出版社はこれに合わせて、他のデジタルデバイスにも同価格に設定をした。
水曜日、トラストを監視するセクションの担当者が、「これは事実上、e-booksの値段を下げた行動となる。価格競争を防ぐための協定をすると、それはもちろん違法だ」と語った。
すでに政府と和解した3者(HarperCollins, Simon & Schuster and Hachette)は現在の契約を破棄し、アマゾンやバーンズ&ノーブルとの再交渉に合意している。
「これはキンドル所有者のための大きな勝利。より多くの書籍の低価格化されることを楽しみしている」とアマゾン広報は電子メールで声明を出した。
アップルはこの件についてのコメントをCNNに対して拒否したという。
アマゾンが9.99ドルの廉価版を発売したのは2007年。出版社はそれに動揺し、アップルに相談を持ちかけたという。
噂は前々からあり、先月初めに報道された。
デジタル書籍は再び低価格版が登場することになりそうだ。
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