アメリカの大学は中国人学校になってしまうのか?
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自分の国に満足していれば、海外留学や移住する人は減る。
現に、最近の日本人移住者も留学者も減り続けている。
海外留学は「夢」だったはずだが、若者からすれば「行ってなんになる」という。
実際、日本に暮らすことは快適このうえない。
しかし、経済発展を続ける中国は違う。
下から上へあがる途中であり、アメリカは「夢」の国だと感じているらしい。
2009年以来、アメリカの大学の海外留学生はカナダ、インド、韓国などを抜き、中国人がトップとなっている。
中国本土からの学生は2010-2011シーズンから23パーセントも増加し、72万3000人。
中国の一流大学の受験に失敗した場合に留学するパターンも多いらしいが、最近はエリート中国人が直接アメリカを目指す傾向もある。
アメリカの寄宿舎も大学も、中国人留学生は儲かるので大歓迎だ。
大学を中国人で埋めようと思えばすぐにでもできるらしい。
しかし、CNNの記事によるとそれは諸刃の刃。
中国人学生が増え続けると、まるで中国人学校のようになり中国人は来なくなる。
同時に、アメリカ人も嫌気がさして来なくなるからだ。
留学を希望するということは、それだけお金を払える親が中国にいるということだ。
それは親にとっても誇りであり、トレンドになっている。
今の日本にはそれがないから、時代の流れとしかいいようがない。
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