中国広州のジャーナリストらが新聞社の前で抗議活動するという珍しい現象が起こった。
中国政府の検閲を批難するのが目的だという。
ジャーナリストらは月曜日、週刊紙「南方週末」による政治改革を求める社説が、共産党の検閲で書き直されたことに対して抗議。
その写真がWeiboによって拡散した。
「南方週末」のジャーナリストはストライキを明言していて、もし主要新聞の編集スタッフがストライキに突入すれば、歴史上稀な出来事となる。
社説とは、毎年恒例の新年のメッセージだという。
三日発売の新年特別号で「中国の夢、憲政の夢」というタイトル。
それはまさに共産党の一党独裁終焉を示唆しているもので、憲法に基づく民主政治の実現を主張していた。
このデモに対し警官50人が警戒にあたったが、抗議者は排除されることはなかった。
オンライン検閲では「南方週末」で検索できなくなっているという。ただし、抗議写真についてはまだいくつか残っているらしい。
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