パリのホテルが中国人の入店を禁止に。
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フランスのブティックZadig & Voltaireが、中国人観光客の入店を禁止した。
禁止するのは、ファッションリテイラーである同社が新しく作るパリのブティックホテル。
「ファッションハウスZagdig & Voltaire」は、2014年にオープン予定で、部屋数は40室。
中国人をしめだす理由は「多くの人々がプライバシーと静かな時間を探しているから」。
それは、パリを愛する人々の総意。
設立者のティエリ・ギリエがWWDに語ったこのコメントを知った中国のネットユーザーは当然怒った。
Weiboを含むソーシャルメディアサイトが騒ぎになっているらしい。
昨年、フランスは中国の最も人気のある国となり、90万人が訪れた。
2020年には400万人になるのではないかと言われていて、ちょっとした脅威となっている。
パリでは彼らが高級品の購入にいそしみ、720億ドルもの売り上げがあった。
当然、国としてはイギリスやデンマークなどが中国人観光客誘致に取り組んでいる。
が、パリのファッション業界の多くは迷惑だと考えている。
特に高級ファッションハウスや新しいリッチショップは、どうも中国人たちを尊敬することができないらしい。
理由は「Tastelessly」。悪趣味で下品。
多くのデザイナーが、中国人を見下しているという。
中国人観光客が店で賑わうほど、パリや西洋のリッチ層は店に近づかなくなるかもしれない。
それがデザイナーたちは怖い。
かつての日本人観光客が同じように見られていたのかもしれないが、ホテルの利用を国を指定して禁止するとは、相当な悪感情があるようだ。
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