複数の折り曲げディスプレイを同時使用する新概念デバイス インテルが今週末に発表予定
ソニーやサムスンが先行している折り曲げ可能ディスプレイだが、今週末に開かれるラスベガスのコンシューマーエレクトロニクスショー(the Consumer Electronics Show)でインテルの商品が公開される予定だ。
開発したのはインテル(Intel Labs)、Plastic Logic社、カナダのクイーンズ大学で、大きさは10.7インチ。
名称はPaperTabで、インテルは5年から10年以内にタブレットはこのフレキシブル型に置き換わると宣言している。
このTabは並べると2画面が一続きになったり、二つを重ねると画像を転送したりできる。
また、電子書籍としての操作方法には、「一部を折り曲げる」といった行為も含まれる。
インテルとしては、4つくらいのTabを使うのを理想型としているようだ。
そのため、広いテーブルに複数のTabを、まさに紙のように使うことが可能。
それぞれのTabは距離や位置などを把握し、シームレスに一つのアプリを稼働できるらしい。
「遠くに置かれたTabは、アイコンやサムネイル表示に戻る」といった具合だ。
これは、デスクトップの概念とはまったく異なるものだ。
未来を予感させるほど、使い方が違う。
新しいデバイスが誕生するとき、「アプリが少ない」と言われることが多いが、iPadはそれ自体が面白そうだったから、アプリ開発者が参加した。
このPaperTabも、「面白そう」だから、多くの人が参加するかもしれない。
※リンク先の一番下に動画があり。
追記
報道では写真や動画にあるようなパワーコードで繋がっている段階だというものもある。
iPadのように独立したものではなく、メインコンピュータがデスクトップ同様にあるようだ。
机の下に大きなコンピュータがあるのではないかとも噂されている。
各TabにはCore i5プロセッサが搭載されているらしい。
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