アメリカの最近の出産のトレンドとして、へその緒を切らない。というのが出てきたようだ。
umbilical nonseverance アンビリカル(へその緒)・ノンセーバランス(ノン切断)
これは、へその緒に繋がる胎盤(プラセンタ)をしばらく持ち歩き、自然にへその緒が切れるのを待つというもの。
バリの伝統的慣習にあるものだ。
専門家によると、多くの人は胎盤と胎児が同じ細胞で出来ていることを認識していないという。
「胎児とは別々に作られた廃棄物」というイメージがあるが、胎児と一体ということか。
へその緒は2日から10日で自然に切れる。
その日まで、胎盤をつなげていると、どういうことが起きるのか。
シンシナティ大学医療センターの母胎胎児医学ディレクター、ジェームズ・ヴァン・フック博士は、胎盤を保持することによって新生児にメリットがあると述べている。
まず、胎盤から幹細胞が豊富な血液を得ることができる。
そして、免疫グロブリンを得ることができるのだ。
免疫グロブリン(immunoglobulin)とは、新生児にとって感染から身を守ることのできる大切なもの。
免疫の中で大きな役割を担っているという。
また、今のような出産後すぐの切断は、臍帯が自然に閉鎖するのを待たないため、博士からすると注意が必要らしい。
この胎盤を残す方法は“lotus births”と呼ばれているが、当然、胎盤はきれいに保ち、汚染がないようにしなくてはならない。
博士はこの方法の選択について、両親は決める権利があると主張している。
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米出産トレンド へその緒を切らず、胎盤もそのままに http://t.co/7JXJ2d3LAo 清潔さを保つ方法と、置き場所どうしてるのって点が知りたいなコレ