8000ドル(80万円)の3Dプリンターで、プラスチックの銃ができる…。
テキサスのアナキストグループが、日曜日に銃を発射する映像を公開したが、その銃は「銃規制」も軽くくぐり抜ける、プラスチックの自家製銃だった。
金属片は撃針の小さな釘ひとつ。
それ以外は、3Dプリンターで成形されたプラスチック。
これが実弾を発射できるとは思えないが、映像を見る限り、可能のようだ。
早速、この動きを脅威と感じたニューヨークの民主党議員は、3D印刷銃(3-D-printed guns)の禁止を呼びかけている。
なぜなら、一つの銃にかかるコストはわずか1000ドル(10万円)。
誰もが独自設計の銃を設計できるのも危険だ。
また、今週中に開発者のコーディ・ウィルソンが回路図を公開するという情報があり、テロリストにとっては「アメリカ国内で合法的に銃を量産」できるようになる。
そして、この銃は金属探知機をなんなく通過できるという。使われている金属は探知機で検出するには小さすぎるのだ。
コーディ・ウィルソンが作った銃はリベレーターと呼ばれるもので、単発式.380-caliber bullet(38口径)。第二次世界大戦にアメリカが大量生産のために開発したものだ。
コーディ・ウィルソンはテキサス大学の学生で、「ウィキ・ウェポン計画」として3Dプリンタの銃製造を計画。
アナキストとして「ディフェンス・ディストリビューテッド」という団体も設立しているが、専攻は法学。
この銃が法に触れないかどうかは自信が持てないようだ。
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アナキストが世界初3D印刷銃の製造に成功。 合法的に銃を量産可能か。 http://t.co/eLuBVgy0BT @maashjapanさんから