上海高層ビルエリアの今むかし
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今や上海を象徴する高層ビルエリア、浦東だが、かつて上海が多国籍シティだったころには、決して写真に撮られることのなかった場所だ。
昔の上海はその反対側のビル群が、「高層ビル」だった。
しかし、1987年、その日までまったく高層ビルの建たないエリアだった浦東方面を撮ったカメラマンがいた。
なので、その人物は2013年、改めて同じ角度で撮影をしてみたようだ。
浦東を経済特区とする計画は、1990年に共産党によって考えられ、3年後正式に新区が誕生。
高いビルが建ったと思いきや、数年後にはそれが小さく見えるほどの大きなタワーが建てられ、瞬く間に観光地となった。
そこに「魔都」のロマンチックさはないが、近代中国を象徴するには欠かせない風景となっているだろう。
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