やっぱり納得できないガーディアンの戦争映画トップ10

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http://www.theguardian.com/film/filmblog/2013/oct/28/top-10-war-movies
http://www.theguardian.com/film/filmblog/2013/oct/28/top-10-war-movies

ガーディアンが今度は戦争映画のトップ10を発表した。

残念ながら、ことごとく観ていない。

 

10 Where Eagles Dare

9 Rome, Open City

8 La Grande Illusion

ここまでまったく知らない映画

 

7 ディア・ハンター

やっと観たことがある映画。でも若い頃に1回観ただけなので、「面白かった」程度の記憶しかない。

6 Three Kings

比較的最近の映画にも関わらず、記憶にない。

 

5 Come and See

知らない。

 

4 乱

謎。黒沢という名前がなくても4位に入るのかどうか。

 

3 シン・レッド・ライン

2 栄光の奇跡(Paths of Glory)

29歳のキューブリックが監督した作品らしい。

 

1 地獄の黙示録

10代のころ、大人たちが絶賛していたので、なんとか理解しようと何度か観た。

しかし、まったく心に残っていない。

大作だな、という印象。

 

 

 

ということで、1974年生まれの筆者による戦争映画独断ベスト10

選考基準は何度も観るほど本当に好きになったもの。

決して「これが好きだとかっこいい」ではない。

 

10 バリー・リンドン

戦争といっても、昔のヨーロッパの戦争で、どこかのどか。

兵士もやる気がなくて、映画も長くだらだらと続く。

一気に観ようとせず、だらだらと何日かに分けて観ると、見終わったときに不思議な達成感あり。

 

9 フルメタル・ジャケット

戦場を生々しく描く戦争映画という意味で、唯一「好き」と公言し、何度も見た映画。

実は戦場生々しい系の映画は好きだが、何度も観るといったことがほとんどない。

なので、ドンパチシリアスはランキング外となった。

 

8 戦場のピアニスト

第二次世界大戦で誇るべきは、ポーランド・ワルシャワの蜂起。

この史実を描いた映画はいくつかあるが、この映画は実在するピアニストを描いている秀作。

監督は破廉恥な逃亡者ロマンポ。

 

 

7 ディファイアランス

ワルシャワは蜂起したが、なぜ多くのユダヤ人は蜂起しなかったのか。

と思ったら、ナチスから逃れて森の中で勇敢に生き抜いた武装組織があった。

決してユダヤ人は多くの映画で語られるように弱いだけではなく、彼らのような悪ガキから抵抗組織へと成長していったパターンもあったのだ。

原作も面白い。

 

6 サウンド・オブ・ミュージック

最後の逃亡シーンがなければ、ただの音楽好きなミュージカルだが、史実を基にした反ナチス映画。

全部観終わってから前半のシーンを観れば、なぜか切ない。

 

5 暗い日曜日

第二次世界大戦時の悲しみを完全表現しているのがこの映画。

このころのブダペストを歩いてみたい。

 

4 シンドラーのリスト

ユダヤ人救出の事実を冷静に淡々と表現した名作。

スピルバーグは『太陽の帝国』とともに、別の視点系戦争映画が素晴らしい(ライアンをのぞく)。

 

3 ライフ・イズ・ビューティフル

一度目は泣かなかったが、少し年をとって観たら、最後に嗚咽した。

アカデミー賞で流れる海外映画部門のダイジェスト映像で、この映画のワンシーンが出てくると感動的だ。

 

2 イングロリアス・バスターズ

ワンパターンになりがちな戦争映画を、「面白い」映画にしてくれた。

 

1 アンネの日記

何度観たか。という点では間違いなく1位だ。

しかも、モノクロ版だけじゃなく、カラー版のいろいろなアンネも全部好き。

1959年の作品。部屋を忠実に再現しているわけではない。
ただ、物語はただ部屋の中だけで進むので、純粋な閉鎖感がある。

隠れ家に逃げる前のアンネを比較的多く描いている作品(TV)。

 

結果的に、「悲しい」ものが主体となりつつ、イングロリアスがシリアスドンパチ映画に勝利した。

どうしてもプラトーンや地獄の黙示録は入れることができなかった。

当時、リアルタイムで観た人には衝撃的な映画だったのかもしれない。

 

 

 

番外

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ショアー

戦場のアリア

スターリングラード (Enemy at the Gates)

 

 

 

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