SNSなどで自分撮りをすることをアメリカではSelfieと呼ぶが、100年前にもあるプリンセスがSelfieをしていた。
上の写真は、ロシア帝国最後の皇帝ニコライ2世の大公妃アナタスシア。
彼女は長い間ハリウッドや伝説となっていた悲劇の大公妃だ。
写真はセルフポートレイトで、1900年にリリースされたコダックのブラウニーというカメラを使用。
鏡に映った13歳の自分の姿を撮影している。
撮影年は1913年。今からちょうど100年前だ。
この撮影の5年後、革命によって彼女は殺害された。
殺害されたのは1918年7月17日。ボリシェビキ秘密警察チェカによって家族とともに殺された。
彼女は絶世の美人で、この写真ではわからないが、リンク先に美しく撮影されたポートレイトが掲載されている。
また、自分の姿を自分で撮影した時には、手が震えて大変だったと手紙に書き残している。
今と違って多くの人に見てもらうためではないが、当時の撮影は簡単ではないから、カメラに興味があったことは間違いない。
彼女の遺体は100年間不明で、1991年、エカテリンブルグ近くの墓でついに発見された。
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