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英 カントナがフランスのビールを勧める広告を禁止

ByRem York Maash Haas

2月 12, 2014
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http://www.dailymail.co.uk/news/article-2557317/Cantonas-French-beer-advert-barred-Commercials-boasted-Gallic-superiority-Kronenbourgh-1664-banned-actually-brewed-Manchester.html
http://www.dailymail.co.uk/news/article-2557317/Cantonas-French-beer-advert-barred-Commercials-boasted-Gallic-superiority-Kronenbourgh-1664-banned-actually-brewed-Manchester.html

 

Kronenbourg 1664というビールを、マンUレジェンドのフランス人カントナが宣伝するCMがある。

「もしフランスを味わいたいなら、このビールを飲むべきだ(美味しいフランチビールを飲みたいなら、ベレー帽を選ぶね)」

 

ビールはフランスアルザスのホップを使っているというのが、その理由。

つまり、Gallic(ガリア人)のものはなんでもブリティッシュより旨いぞ。という意味だ。

 

しかし、この広告がthe Advertising Standards Authority(ASA)によって禁止された。

フランスビールを勧めるのが駄目なのか…と思いきや、実はそもそもフランスのホップを(あまり)使ってなかった。

 

醸造していたのはフランスではなく英マンチェスターで、オランダのハイネケンが作っている。

調査の結果、フランスのStreisselspalt hopというホップは確かにAランクでアルザス産だが、ほんのわずかしか使用されていなかった。

 

それに対し、ハイネケンも言い訳がある。

小さく「Brewed in the UK」 とプリントしてあるのだ…。

 

しかし、ASAは「広告は消費者が誤解を招くもの。ビールはあたかもフランスの原材料で、フランスの醸造所で作られたかのようだ」とコメントした。

また、1664から作られている感じがするが、作られたのは最近だという。

このビールは、1664年にストラスブールで会社を設立(ビールの醸造所か)したGeronimus Hattを記念して1952年にフランスで出来たものだった。

 

大手ビール会社は小さなビールブランドを買収して、そのブランドを永続させてくれるという利点があるが、一度買収すると自由に広告展開を考えすぎる傾向にあるのかもしれない。

ハイネケンによると、少しのStreisselspaltがビールにユニークさを加えているらしく、気になるところだ。

 

 

 

 

 

 

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