• 土. 4月 20th, 2024

ブルゴーニュ南部シャルドネ種白ワイン シャトー・プイイ

ByRem York Maash Haas

3月 2, 2014
Facebook http://www.facebook.com/maashjapan
http://www.chateaupouilly.fr/eng/index_eng.htm
http://www.chateaupouilly.fr/eng/index_eng.htm

先週、工藤夕貴の日本酒のもろみ作りがあった。

毎年この季節になると、酵母の甘い香りが酒造で嗅ぎ放題になる。

家に帰ると、当然日本酒ばかり。

 

彼女のお酒の場合、彼女の畑で無農薬で育てたこしひかり100パーセントなので、産地が相当はっきりしている。

さらに、水も富士山の伏流水で、お酒にとってはメリットしかない。

不思議なことも多く、酒用のお米ではないので水を吸わないはずが、お酒用と同じように吸うし、発酵のスピードが早い。

毎年味が違うので、それを楽しめるのも粋だ。

 

ワインの場合、産地と種で楽しむのが一般的だが、自分としては白を買うときにソーヴィニヨン・ブランという種の名前を覚えているくらいだ。

主にボルドーで作られているらしいが、その土地までこだわる人は少ないはず。

いつもたいてい、飲んでおいしいかどうか。で評価する。

しかし、このサンチログはその「おいしいかどうか」で判断するやり方を否定したい(あくまで個人的な話だ)。

どの産地のどのブドウ種で造ると、こういう味になる。というのを知りたいのだ。

 

 

そこで、シャトー・プイイ(Chateau Pouilly)という白ワインを紹介したい。

このワインは、パリの南西部方面にあるブルゴーニュ地方で作られる。

場所はブルゴーニュのさらに南方で、そこに小さなお城シャトー・プイイがある。

村の名前はプイイ・フュイッセで、ローマ時代からワイン造りの歴史がある。

主にシャルドネ種が栽培され、白ワイン産地としてはボルドーやブルゴーニュ北部をしのぐレベルらしい。

シャトー・プイイは1551年に城のまわりに造られたブドウ畑で今も栽培されている。

純粋なシャルドネ種だ。

 

話の途中だが、飲んだことはない。

飲んだとしても、覚えていない。

 

2005年からワインは2種類になり、昔からの伝統を守る「1551」と「グラン・キュヴェ」。

1年間樽で発酵させるが、貯蔵から販売まですべてシャトーにて行われている。

味はスムーステイストの辛口らしい。

 

このワインが日本で販売されているかネットで調べたところ、シャトー・フュイッセしか出てこなかった。

はたしてお店で手に入るのかどうか。

 

 

ディジョンとリヨンの間、マコンというエリアにある。
 

Similar Posts: