最近の超高層ビルは空の色を反射する全面ガラスのものが多いが、このヨットはその発想を採り入れたもの。
さらに、レゴ的なイメージも追加しているという。
デザイン案はBoat International Mediaに出展されたもので、デザイナーはLujac Desautel。タイトルは『GLASS』。
既存のヨットとは形の面で全く違うものになっている。
中にはエレベーターやスイミングプールもあり、ピアノやバイオリンなども置かれている。
ガラスで覆われている安全な室内では、子供が走り回れるスペースもある。
セウォル号の事件があっただけに、密閉空間に若干の怖さもあるが、なかなか面白い発想だと思う。
ただし、ヨットはヨットで、ヨットらしさがバカンス感を生んでいるのは確かだ。
セイルがあって、ワインがある。外で風に吹かれながら飲む。
それがヨットの良さでもある。
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