2015年度版メルセデスのS550についてNYデイリーニューズが批評していた。
4.7リッター、449馬力で最低価格119900ドル(日本では1690万円から)という豪華Sクラスクーペ。
ニューイングランドの紅葉舞う秋の日にプレスイベントは行われ、
記者の印象は、「一言でいえば豪華。でも、派手ではなく、美しい」と外観を絶賛。
機能も最新(インテリジェントドライブ)で、ナイトビジョンなる機能は夜に歩行者や動物をゲージモニタで強調して示してくれるという便利すぎるもの。
操舵アシストでも車線内キーピングアシストして巡航走行する機能はもちろん、ターン時のタイヤの的確なフォーム修正なども未来的だ。
これは車速やステアリングによってサスペンションを傾斜させる機能のことで、まるでバイクのような動きはダイナミックカーブと呼ばれ、今のS550にも搭載されている。
カメラで前方のRや路面状況を立体的に解析しているというから凄い。
しかし、やはり高級車は内装で感じたい。
ハンドルは白と黒のツートーンで、今のところ未来的な感じを残している。しかし数年後はわからない。飽きられる可能性もある。
他も全体的に白く、数年は上質そうなデザインと明るさで楽しそうだが、ナイトドライブでワクワクするかどうかがよくわからない感じだ。
シートも未来的。アクセルを踏み込んでGがシートにかかったとき、その様子をモニタしたシステムが、最適に「フィット」させる機能があるという。
また、バックモニターは後輪の位置がよくわかるグラフィックになっているのが便利かもしれない。
ハイテクとハイパワーでBMWとアウディと戦っているメルセデス。
アップルのCarplayもメルセデスで初めて使用可能になり、ワイドスクリーンはナビ用とコントロール用の二つ。
「ハイテク」「未来」を高級感に結びつけようとする動きは今後も続きそうだ。
日本での販売は10月10日よりスタート。納車は12月末より。
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