2015年は「スモール・クロスオーバー」の年。
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ひとつ前でSUVの記事を書いたが、2014のロス・オート・ショウでもSUVは目玉だった。
この記事ではマツダCX-3が最初に写真が出てくるほど注目度があるが、日本ではまだ発売されない、ある車も個人的には気になっている。
フィアット500(チンクエチェント)Xだ。
フィアットは最近の日本人の感覚では狭く、アメリカ人の感覚としてはあり得ない。
なので、大きいタイプのLがあるが、Xはそのサイズで出るコンパクト・クロスオーバーだ。
完全に街乗りなので、ライバルはCX-3。
500Lのターゲットが曖昧だったことの失敗を受けての完全な「スモール・クロスオーバー」セグメント。
フロント・ウィール・ドライブでエントリー・クラスは4リッターターボの4気筒マニュアルミッション、160馬力。
全長4.25×全幅1.80メートルで、バージョンはさまざま。
ミッションは得意のデュアルクラッチもあるし、4WD、ディーゼルエンジンの選択も可能だ。
マニュアルモード付き9段変速というのもあり、これはフィアットとしては初。
インテリアはチンクエチェントよりも男らしく洗練されていて、なおかつ女性も気に入りそうなデザイン。
記事では4ドアのミニ・クロスオーバーも紹介されていて、CX-3、ミニ・クロスオーバー、フィアット500xはヨーロッパの細い路地も通りたいクロスオーバーファンの心を掴む予定。
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