米コンシューマー・レポートが、「最悪の中古車ランキング」を発表している。
1位 クライスラー・PTクルーザー
このレトロな外観がまずいのと、コンシューマーの信頼性が悪い。
2位 フォルクスワーゲン・トゥアレグ
意外という感じがするが、要するに価格と性能が見合っていないらしい。確かに高い。
3位 クライスラー・タウン&カントリー。
名前がどうしようもない。
2009から11にかけて、油圧ブレーキとエアバッグ問題で5回もリコールがあった。
4位 ダッジ・グランドキャラバン
タウン&カントリーと共有プラットフォーム…。
5位 ダッジ・ジャーニー
リコールが2008年から10年に5回。
6位 2011 フォード F-250 (Diesel)
ガソリン車はベストセラー。しかしこのディーゼルは信頼性に乏しい。
7位 日産アルマダ
残念ながら日本勢。「時代遅れのスタイリングと乏しいラゲッジスペース」が駄目。
8位 メルセデス・ベンツ GLクラス
高価な修理代と、長い間乗れないという信頼性。アキュラやレクサスのラグジュアリーSUVを買ったほうが長期的に観てお得らしい。
9位 BMW7シリーズ
高級セダンだが、内部の豪華さは他の車に比べて時代遅れという評価。
10位 BMW X5
オーナーのレビューがとにかく悪いらしい。
日本人はBMWを悪く言う人は少ないが、アメリカ人はヨーロッパ車には手厳しい。
11位 フォード・エクスプローラー
信頼性に難あり。マツダCX-9のような信頼性が欲しいとか。
以上だが、コンシューマー・レポートのオンラインでは常に現時点の最高&最低カーを発表している。
今は最高が上からトヨタカムリハイブリッド、ホンダアコード、トヨタカムリ、スバルレガシィ2.5l、スバルフォレスター2.5l。
最悪がジープラングラーアンリミテッド、フィアット500L、ベンツS550、BMW750Li、トヨタ・タコマ。
このように最高を日本勢が独占し、最悪に日本人が好きな欧米ブランド車が並んでいる。
実際に欧ブランドは北米で弱い。
これはアメリカ人の実用性を好む気質なのか。北米人の立場から日本車を見てみると、「外車」から国産車に乗り換えたくなるかもしれない。
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