海面上昇で沈んだマンハッタン地図。ニュージャージーは島に。
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海外メディアはグラミー関連一色だが、ここは真面目に海面上昇の記事を読もう。
写真はロンドン・ベイ。一瞬、どこだかわからないが、これは海面が40メートルあがった場合の地図。
マンハッタンはもっと酷い。
セントラルパーク北方とコロンビア大学周辺を残してマンハッタンは全滅。
ブルックリンもほぼない。(30メートル上昇の場合、世界の3分の1の氷床が溶けた場合)
ロスもシアトルも全滅だ。
そもそも、人は平地に都市を造ったのだから、海面上昇でまっさきに沈むのは都市。
それは仕方が無い。
地図はよく見ると、沈んだあとの海岸線や湾に名前が付けられていて、ユーモアがある。
コロンビア大学のあたりはコロンビア・アイランドになっている。
対岸のニュージャージーは島だ。
こんな未来は、温暖化が進むと、数千年後には現実になるかもしれない。
米国環境保護庁(EPA)によると、過去1世紀ですでに海面は18センチ上昇しているらしい。
それが大規模な海面上昇のはじまりだという科学者もいる。
今の日本の寒気は北極海の氷が溶けたのが影響しているらしいが、それもメキシコ湾流の温かい空気の流れが変わったことが原因らしい。
温暖化で寒くなる、という逆転現象の結果なのだ。
冬でも攻めてくるとは…。
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