実用的な価値のある車ベスト・カーズ・フォー・マネーのSUV部門を日本車が独占。
U.S. NEWS & REPORTが、2015年の「ベスト・カーズ・フォー・マネー」を発表した。
実際に買う、お金を払う車としてベストな車を選ぶわけだが、平均価格やオーナーが5年間に支払った維持費などが計算されている。
さらに性能面、ジャーナリストの評価、安全性、インテリアの快適さなども評価対象。
カテゴリーは21にわかれているが、ホンダのフィットが2部門で受賞した。
一つはBest subcompact car for the money。日本でいう軽自動車的な意味合いがある部門。※もちろんフィットは軽ではない
もう一つはハッチバック部門。ファイナリストはゴルフだった。
ゴルフは人気部門であるコンパクトカーで受賞。このファイナリストはマツダのアクセラだった。
以下、各カテゴリーごとの受賞車。
高級小型車はアウディA3。
ミッドサイズはヒュンダイソナタ。ファイナリストはホンダアコードとトヨタカムリ。
高級中型車はホンダのアキュラTLX。
大型車はシボレーインパラ。ファイナリストはトヨタのアバロン。
ハイブリッドはトヨタカムリハイブリッド。ファイナリストはアクア。
スポーツはフォルクスワーゲンGTI。
ワゴンはスバルのアウトバック。ファイナリストはトヨタのプリウスV。
SUVとミニバン部門
コンパクトSUVは日本勢が独占。ホンダのCR-Vが受賞で、ファイナリストにマツダCX-5と日産ローグ。
高級コンパクトSUVはアキュラRDXとファイナリストにインフィニティQX50。
2-ROWs(2列) SUVは日産ムラーノ。
ラグジュアリー2列SUVはレクサスRX350。ファイナリストにハリアーハイブリッド。
3列SUVはヒュンダイサンタフェ。ファイナリストにトヨタハイランダー。
ラグジュアリー3列も日本勢でアキュラMDX。ファイナルにインフィニティJXとレクサスGX。
大型SUVはマツダCX-9。
ハイブリッドSUVにトヨタハイランダーハイブリッド。ファイナルにトヨタハリアーハイブリッド。
ミニバンにマツダプレマシー、ファイナリストにホンダオデッセイ、トヨタシエナ。
コンパクトトラックはシボレーコロラド、ファイナルにトヨタタコマ。フルサイズトラックにラム1500。
一般的で、コストパフォーマンスに強いとなると、やはり日本勢が強いらしい。
ポルシェやベンツなどがまったく入ってこないランキングで、まったく実用的でもある。
嬉しい受賞はワゴンのスバルアウトバックか。
この評価は死守してほしいと思う。
高級車としての位置づけがある日本車ブランド、アキュラ、インフィニティの評価の高さも微笑ましい。
SUV部門は3列をのぞき、日本勢が独占した。
アメリカでのSUV人気は高いため、今後もこの部門の日本勢人気はありがたい。
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