崖の中に作られた家のコンセプト画像。多くが水の空間になっていて、そこから光が地下空間に届くようになっている。
また、十字架のような形をした建造物の案は、エーゲ海を想定してデザインされたもの。
もしこれが実現すれば、夜の闇に浮かぶ十字架のシルエットは観光のシンボルになるに違いない。
これらのアイディアは、オランダのOPA(オープン・プラットフォーム・フォー・アーキテクチャー)が作り上げたもの。デザインしたのは、The Plinth、The Holy Cross、Casa Brutaleの三つで、The Plinthがアフガニスタンのバーミヤン渓谷の建設を目指して設計された。総称してTerra Matter Trilogyと呼ばれる。
驚きなのは、コンセプトで終わらないことだ。Casa Brutaleは発表後にレバノンから依頼があり、実際に建設される予定らしい。
OPA共同設立者Laertis Vassiliouによると、地下空間の設計は古くから行われてきたもので、新しいアイディアではないという。メリットは実際にあり、紫外線のような有害な環境から保護することができる。
耐震性でも優位だが、問題は暗闇に伴う心理的な問題だ。
彼はミニマリストとして建築のアイディアをこれからも追究し、水、光、シンプル、ピュア、反射といった要素でデザインを究めていくという。
http://edition.cnn.com/2016/12/27/architecture/opa-underground-architecture-series/index.html
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