イギリスの大学が幼児期の第二言語学習の効果について研究した。
結果、バイリンガルになることは脳をブーストアップすることに繋がるという。
ユニバーシティ・オブ・ケントの心理学科による研究では、イギリスに住む30歳約20人を対象に脳をスキャン。
彼らはすべて10歳ごろに第二外国語を学んだ人で、英語だけ話す25人の脳と比較した。
すると、バイリンガルの人の脳の白質部分(brain’s white matter)に明らかな変化があったというのだ。
その部分は当然、言語学習に使われる部分で、意味を理解、処理する部分でもある。
しかし、記事だけでは「学んだだけ」なのか、「完全習得」なのかがはっきりしない。
おそらく、「ある程度習得した場合」だと思うが、そうでないなら、12歳から英語を学んだ我々世代も脳は進化しているのか。
個人的に思うのは、「英語が反射として口から出る」ようになった人と、「英語を知っている、文を理解できる」人では相当な違いがあると考えている。
反射として口が出る場合、普段英語で話している人に対しては何も考えずに英語になる。
その脳の切り替えがどうなっているのか分からないが、そういう能力を脳が持ったことになる。
下手だろうが間違っていようが、そうなった人とそうでない人は、脳の構造が違うのだ。
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