フォルクスワーゲンT-Rocを英国オフィシャルサイトで読み解く。
http://www.volkswagen.co.uk/new/troc?CMPID=14_7_8061_676_62_37858_223_17
上は英国フォルクワーゲンT-Rocのページ。
コンセプト時には、その軽さが目立って残念感が大きかったT-Rocだが、こうしてオフィシャルHPに載ると俄然VWらしい無骨さが出てきて良くなってくる。
(コンセプト時のT-Roc)
こちらもコンセプト。
やはりVWは曲がったことが嫌いでシンプリシティを愛するゲルマン民族が作っているのだと実感できるのだ。
アルファロメオジュリアは丸いが、有機的だから愛せる。でも、まっすぐなラインの途中や角にある丸は愛せない。
でも結局、このT-RocはNewポロと同じように、やはり直線を軸にしている。
フォグランプも変更されて本当に良かった。
そして、トップがブラックアウトした白のT-Rocが夜の街に佇む姿は美しかった。
ピラー上のメタル調パーツもいい。
この車は、プラハでもロンドンでもミラノでも、マドリッドでもたぶん美しい。
スイスの湖畔には似合わない。
どうしてこのコンセプトが好きじゃないのかと考えていたら、T-クロスのコンセプトと勘違いしていたのかもしれない。
こちらは確かに、まだ丸い部分が多い。
この車の市販もつい先日発表された。ポロサイズのSUVコンバチブルという挑戦的で新しいジャンルながら、Tクロス ブリーズとして「2018年の市販」が発表されたのだ。
一方T-Rocは2017年11月にすでに欧州で発売され、日本では2018年と予想されている。
英国ではトリムが4つ。S、SE、Design、SELで、価格は18,950ポンド(289万円)から24,520ポンド(374万円)。
最高級モデルはエンジンをこんな感じで選べる。
TDIはディーゼルエンジン。ホイールは3つからセレクト。
カラーは実に豊富で楽しいはず。
インテリア。
クロスが左からの3つで、その次からがレザー。ボディ色によっては選べなかったりする。
カリブグレイダッシュパッドというのは、ここの部分。
インフォパネルまわりの色が変えられるのだ。
クオーツセラミックレザーにすると、こんな色になる。
オレンジならこう。
オプションはビーツサウンドシステムやハイビームアシスト、パノラミックサンルーフやパークアシスト。
ワイヤレススマートフォンチャージャーもオプションとなっている。
ティグアンじゃ大きすぎる人に、Newポロと同じ新デザインで登場するT-Roc。
名前以外は好きになれそう。
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