映画「コンタクト」の最後には美しい地球に似た惑星が出てきますが、ヨーロッパの天文学者は地球に似たサイズで、太陽と地球に似た関係を持つ16の惑星を新たに発見したようです。
新たに発見された惑星数は全部で50で、これは、今までに発表された数で最大。
また、調査によると、太陽のような星は、その半分が惑星を持っているようです。
だとすると、地球のような星が存在する確率がぐっとあがります。
実際、生命体のいる確率が非常に高い惑星「スーパーアース(super-Earths)」がそこに含まれていました。
それは、HD 85512 bと呼ばれる惑星。
太陽系に似たシステムの中で、水や生命が存在できる「ハビタブルゾーン」に存在するため、科学者は水と生命の存在を確信しているようです。
15年前に始まった太陽系外惑星の探索は、その技術が飛躍的に発展。
地球のような小さな惑星が起こす小さな重力の揺れも検出することができます。
今回の発見はチリに設置されているハープという最新鋭機器。
研究者によると、「今は人類の歴史の中でもっとも面白い時間に突入している」と興奮気味。
確実な情報を手に入れるには時間がかかりそうですが、もう「地球に似た惑星は存在する」と断言してもよさそうです。
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