エコ化をすすめるニューヨーク
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タイムズスクエアの巨大電光板の一部には、「太陽光によって稼働している広告です Times Square’s only solar powered billboard」と表示されている。
これはブルームバーグ市長のニューヨーク・エコ化計画の一部だが、計画は必ずしもうまくいっているとはいえない。
2007年のアース・デイで発表されたプランは賞賛を浴び、以来、二酸化炭素排出量の削減を目標に、127の施策を行ってきた。
バスやタクシーはハイブリッドに生まれ変わり、自転車レーンが増えた。
歩行者広場も増え、車の入れる場所は減っている。
また、50万本の木が新たに植えられた。
今後は、エンパイア・ステート・ビルなどのエネルギーシステムをリニューアルする予定だ。
古いビルや建物の古いシステムは、空気を汚す原因の一因となっていて、不動産業界やNGOとの協力を得て、リニューアルを進めている。
しかし、2030年まで30パーセントも排出量を削減するという目的には、はるかに届かない様子。
市は天然ガスに大きく依存していて、まだまだ炭素的な街だという。
ただ、これだけ広告効果のある街が取り組んでいるという姿勢に意味があるのかもしれない。
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