地球温暖化を初めて訴えたハンセン博士が警告
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アメリカで最初に地球温暖化を議会に訴えたジェームズ・ハンセン博士が、改めて温暖化の危機を訴えた。
1988年、化石燃料によって、地球の平均温度が上がっていることを米上院に訴えたジェームズ・ハンセン博士。
彼は地球温暖化の危険性を世界に示した最初の科学者となった。
今、彼はNASAのゴダード研究所の所長となり、現在の危機的状況を訴えた。
彼によると、1951年から1980年まで、極端な熱波が起こっているのは地球表面の1パーセントだったが、今は10パーセントになっているらしい。
過去10年間で、少なくとも三つのエクストリームな熱波が発生した。
2003年に発生し、5万人以上が死亡したヨーロッパの大熱波。
そして、2010年にモスクワで起きた大熱波と、去年にテキサスとオクラホマで起きたものだ。
これらは、明らかに自然現象ではないと博士は言う。
熱波の理由は、やはり二酸化炭素の濃度上昇だ。
過去30年で気温は少しずつ上昇していて、明らかに熱波が地球を襲っているという。
日本でもこの熱さに接していれば、その説も疑いようがないと感じざるを得ない。
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