CNNで、アンドリュー・メイヤーという記者が新しいiphoneのマップについて批判している。
明らかにグーグルマップより悪化したアップルの新マップは、しかし、アップルにとって初めての失策ではないという。
モバイルMeもPingもSiriも、AppleTVも似たようなものーー。
と彼は言う。
確かに。
しかし、今回の件ではユーザーが被害をこうむった。
マップは日常的に使うもので、とりあえずアプリとして馴染んでいたグーグルマップが使えないのは、iPhone自体の価値を落としている。
ジョブスはソフトウェアとハードウェアのがっちりとした組み合わせによって成功を掴んできたため、iPhoneにとって大事なアプリであるマップが、自由に改良できないのは「正しい」ことではない。
が、ソフトウェアとハードウェアの組み合わせによる「リッチなエクスピリエンス」は、マップに限り、今のところ達成されていない。
もしジョブスがいたら、このマップの仕上がり程度で世に出すことを承認しただろうか。
「何がリッチなエクスピリエンスなのか」
を判断する人は、やはりアップルには残っていないのか。
メイヤー記者は言う。
「”think different”を生む能力がなくなってしまうこと。それがアップルの一番の問題だ」
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