英バーガーキング、ついに馬肉混入を認める。
英大手スーパーテスコのハンバーガーに馬肉が入っていたことが発覚して以来、バーガーキングも疑われていたが、この2週間、否定し続けてきた。
しかしついに30日、ハンバーガーに馬肉が入っていたことを認めた。
同社のハンバーガーについては「問題とは関係ないことを絶対的に保証」と宣言していただけに、今回の「敗北」は全英500のチェーンに大きな打撃となる。
バーガーキングは、英国での需要を満たすために、ドイツとイタリアのサプライヤーからハンバーガーを輸入しているという。
馬肉が入っていたのは、ABPフーズグループの子会社で、アイルランドにあるSILVERCREST。ポーランドから輸入された馬肉の冷凍ブロックを使用していた。
全英でこの問題が発覚した当初、バーガーキングは供給されている素材は絶多的な保証があると断言し、SILVERCRESTも「バーガーキング向けは別の生産ライン」と主張していた。
しかし、先月23日には、「品質管理を徹底する」という理由でSIVERCRESTとの契約解除を表明。
そして30日、副社長のディエゴ・ビアモンテは、「調査結果には沈痛な思いだ。100セントビーフバーガーだと信頼していた我々のお客様にお詫びする」と馬肉混入を認めるコメントした。
しかし、健康な食を考えるグループのジャネット・ロングフィールドは、バーガーキングの姿勢を問題視している。
「バーガーキングのアプローチは非常に粗末であり、もっとオープンにすべきだ」とデイリーメールに語った。
2週間の間認めなかったのは、代替サプライヤーを見つけるためだったのではないかとも報道されている。
ハンバーガー馬肉入り問題は、大手Aldiというハンバーガーチェーンでも起きている。
このチェーンのサプライヤーは英国内にあるDalepakで、これもABPグループのようだ。
疑惑が発覚した当初、汚染されたバーガーはアイスランドで発売しているものだけと発表していたが、31日、英国内で販売されていた商品も汚染されていたことを認めた。
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